意見提出期間:令和5年12月26日(火曜日)から令和6年1月15日(月曜日)まで
意見の提出件数等:提出者数 64名(内訳:持参4名、郵送1名、FAX1名、電子申請58名)
提出意見数 133件
提出された意見の要旨と区の考え方(https://www.city.ota.tokyo.jp/kuseijoho/publiccomment/publiccomment_bosyukekka/publiccomment_kihonkoso.files/publiccomment_kihonkoso.pdf)
の12番目に以下のような意見要旨と区の考え方が載っている。
「新空港線に言及したコメントが多数あり、その数は約 3/4 が新空港線計画には否定的であ る。」という意見に対して、区の言い分は「整備を進めてほしいといったご意見もいただいております。」と1/4の意見を強調。
また、「大人(高校生を含む)の 52.8%、こども(中学生以下)の 74.2%が交 通の利便性がよいまちを挙げて」いるから「新空港線の整備はその実現に資する事業」だと言うのは、飛躍しすぎていないだろうか。
さらに、“鉄道路線の充実(蒲田駅と京急蒲田駅をつなぐ鉄道路線の新設を含む)”が 42.8%と最も高くなっております。← こういった数値には、作為を感じる。鉄道路線の充実を望む声が42,8%あったからといって、大田区内には交通不便地域は他にも何箇所かあり、それら全てを含めて42,8%のはず。
せっかくの区民アンケートを区の望む方向に無理やりこじつけていないだろうか。
意見要旨 | 区の考え方 | ||
12 | 策定の 背景 | 今回、新しい手法(ワークショップ・オープン ハウス型説明会・WEB アンケート・こども向 けアンケートなど)を取り入れて、幅広く区 民の意見を聞いたとのこと。そうであるなら ば、なぜ「区の 40 年来の悲願である新空港線 の整備に向け、令和 4 年に整備に関する都区 間合意に至ったことで、羽田空港を含む区内 外の移動利便性を向上させ、鉄道沿線のまち づくりに着実に取り組むための扉を開くこと ができました。」このような文言が序文に組 み込まれるのか。今回の区民アンケートでも 新空港線に言及したコメントが多数あり、そ の数は約 3/4 が新空港線計画には否定的であ る。 | 本素案作成に当たり実施した区民アンケート では新空港線に関する様々なご意見をいただ きましたが、必ずしも否定的なご意見だけで はなく、新空港線の整備を進めてほしいとい ったご意見もいただいております。また、選択 回答では、2040 年ごろ(令和 22 年ごろ)に 望むまちの姿として、大人(高校生を含む)の 52.8%、こども(中学生以下)の 74.2%が交 通の利便性がよいまちを挙げており、新空港 線の整備はその実現に資する事業であると考 えております。なお、令和4年度の区民意識調 査では、大田区内の公共交通対策の中で早期 に実現してほしいものとして、“鉄道路線の充 実(蒲田駅と京急蒲田駅をつなぐ鉄道路線の 新設を含む)”が 42.8%と最も高くなってお ります。 素案P9の基本目標4では「利便性の高い交 通ネットワークの整備により、誰もがどこへ でも気軽に移動できるまち」をめざすことと しており、新空港線の整備も含め、区内交通の 利便性向上に向けた施策を進めてまいりま す。 具体的な施策については、基本計画を策定す る中で検討してまいります。 |
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