大田区は8月31日に齋藤国交大臣に宛てて、要望書を出しました。
「新空港線は、既存の鉄道ネットワークの強化、大規模自然災害時の代替ルートの確保、首都圏各都市からの羽田空港へのアクセス強化など、様々な効果が期待されております。」
様々な効果が期待されているというが、東急多摩川線はどうなるのだ。 埼玉方面から羽田空港まで乗り換えなしで行けるようになるという、ほぼ荒唐無稽な計画のために地元の大田区民は不便を強いられる。第一期工事(京急蒲田駅まで延伸)だけでも、蒲田から池上線やJ Rへの乗り換えが時間がかかるようになる。
第2期工事は京急蒲田から大鳥居まで延伸し、京急羽田空港線に乗り入れるわけだが、線路の幅が異なる京急と東急がどうやって乗り入れ可能を実現するのか、大かたの見方は実現は難しいとしている。
つまり、実現性のない計画に基づいてこの事業が進められようとしているのではないか。
そうなったら、何のための蒲蒲線なのか。
ちなみに、大臣に宛てた要望は以下の2点、
1 都市鉄道等刊便増進法に基づく整備に向けたみなし計可取得に対する助言及び支援
2 国土交通者における新空港線整備及び蒲田のまちづくりに対する財政面及び制度面の支援
要望に対して国交大臣からの回答はあるのかと鉄道都市づくり課に訊ねたところ、直接会って手渡すことで目的には達成されているとのこと。はい、わかりました。という大臣の言葉があったということだろう。
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