3月1日交通政策調査特別委員会で審査され、目立った議論もないまま「継続審議」となりました。
・新空港線三セク会社の鉄道認可申請に係る事業計画の区議会と区民への説明を求める陳情
・新空港線予定地における地震の際の液状化にどのように備えるか示してほしい陳情
大田区議会審査結果のページには、今年に入って21本の陳情が出され、採択ゼロ、不採択17本、一つも採択されないのです。
大田区のページには
本会議の閉会後も、引き続き付託先の委員会で審査を継続します。
(結果が出ていないため、郵送等による通知は行いません。)
※ 議員の任期中に結論が出なかった場合には、審議未了となります。
一応言葉通り審査を継続するのが「継続」のはず。実際は「状況に変化があった場合」という条件がついています。
よく、継続のことを「塩漬け」と呼びますが、まさに半殺し状態です。
毎回の委員会で、この継続案件について、状況に変化があったと理事者が発言して初めて議題となるようです。それでは遅いのです。理事者つまり担当課が状況に変化ありました!と言ったら、それはこの計画が進んだことを意味するのだと思います。
そうなってから、つまり計画が進んでしまってから、委員会で議論されても、そのために陳情を出したわけではありません。本会議で何も議論がないのなら不採択にした方がいいのではないか、不採択の判断が難しいなら、採択して、本会議でしっかり議論すればいいのではないでしょうか。
次の委員会は4月16日、5月15日。一月に一回。
その間に、この計画がもう後戻りできないような決定を下されるのではないか。
私はそれを恐れています。 (K)
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