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Yさんの「区長への手紙」

更新日:2023年7月30日


この蒲田のまちを愛し、日々の暮らしの中で幸せを感じながら生きている人々。

Yさんもそんな1人。2007年から4期16年という長期政権が鈴木新区長に変わったこの機に、その思いを「区長への手紙」という形で5月に区長に送付。区長からの返事は6月5日にYさんの元に届いた。

まずは、Yさんの蒲蒲線計画に対する不安や懸念を共有したい。


~~~~~

この度は大田区長へのご就任おめでとうございます。早々に突然のお手紙を失礼致します。


 蒲蒲線(新空港線)の件ですが、私(たち)が望んでいましたのは、蒲田-京浜蒲田間を、迷わず(よく道を尋ねられるので)、楽しく♪(小映画館、黒足湯♨︎)、美味しく(縁日復活等)行き来できるようになることでした。東急と京急で線路幅が違うということなので線路で結ぶのはむづかしいだろうから、雨にぬれないようにアーケードを増やしたり、子どもや老人が楽々いける歩く歩道を設置したりと想いをめぐらせていましたが、突然公表されたのは地下から地下へという想いもよらないものでした。

 私だけでなく多摩川線沿線の方々は、最寄駅に止まらなくなるとか、乗り換えに時間がかかるとか、とまどわれ、怒り、不安だらけなのではないでしょうか。区長のおっしゃる「享受できるメリット」など浮かばず、ただただ不便になると感じられるからです。

 それだけでなく増税の不安もつきません。

大田区の費用分担は、今示されているだけで600億円もあるのに、たまたま傍聴した交通臨海部活性化特別委員会では「足りない部分は大田区の負担となり、その上限はない」と聞きましたから、私たちの支払った税金はさらに、望まないこの不要だと思われる工事に使われていくのでしょうか?!

 戦争にコロナ禍に物価高でありとあらゆる人々が疲弊している今、どうかこの計画は一旦中止してもう一度そこでクラス住民の声を聞いてはいただけないでしょうか。

 今ある物、そして人を大事にして、失った、また今消えていきつつある蒲田の文化、映画、縁日、銭湯、弓場、観覧車(東急屋上)・・・を取り戻し、ワイワイガヤガヤと多種多様な人々で賑わう、そんな面白くて温かい蒲田の街を未来に残していってほしいと切にお願い申し上げます。トコトコ多摩川線、池上線の走る蒲田の街が大好きです。

乱筆乱文お許しください。  (Y)

 
 
 

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